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日常という名の旅

いつもと違う日常は、気づきの宝庫。

例えば、今何が食べたいか?と自分に聞いてみると
「白いご飯に佃煮と、おみそ汁に冷や奴」という応えが返ってきて、我ながら「へえ、そうだったのか」と感心したりする。そういえば、こういうシンプルな和食は食べてなかったな。

以前兄と東京で食事をした時に、私が「和食が食べたいなあ」といったら「国際結婚をした日本人と外で食事をすると、みんな和食をそれも白いご飯に焼き魚に味噌汁といった外食を選ぶなあ」
とつぶやいていた。

和食を食べてないつもりはなかったのに、何なのでしょう。いわゆる子供の時に、夏休みのお昼に食べたような食事がふとよみがえる。

旅立つ前にスイスで日本食を料理するとしたら何をつくるか?と相談していて、いわゆる日本食の定番のお寿司、すきやき、てんぷらは大変だし、お素麺は、この日本の暑さの中で食べるからおいしいのだろうしということで、ある意外なものに軍配があがった。

海外の人が持っている和食のイメージと、日本人が「あ〜日本だなあ」と感じる和食とまた違うのだろうな。そして、季節や風景から取り出して別の風景においてみた和食も、また違う表情を見せるのだろうな。それにしても、日本に住む外国人が海外で料理する和食って、どんな味がするのだろう?

そして今日はお友達と銀座に出かけ、素敵な日本茶のお店につれていって頂いたのでした。お煎茶は、新鮮なお茶をお湯の温度に気をつけて、急須の中でじっくりお茶を蒸らしていれると本当においしい。わかってはいるのだけれど、普段はなかなかゆったりとそういういれかたができない。

日常という名の旅_e0115301_0144465.jpg先日向島園さんに伺ってから、お茶のおいしさに再び目覚めたところに今日のお茶の集い。ゆったりとした空間の中でおいしいお菓子とともに、気づきのおしゃべりが一層深まりました。「ほっとして頂く為に」ということで、最初にお酒まで出てきたのですよー。うおがし銘茶

日常の中での私の旅は、ただ今「和」がテーマになっております。

スイスから第一報も届き、シベリア、スカンディナビア、英国のカントリーサイド、イギリス海峡、フランスと景色を十分に堪能してスイスに到着し、早速今日からヒーリングの旅が始まっているようです。
by awakeningarts | 2009-07-10 23:01 | 旅行・聖地 | Trackback | Comments(0)
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