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Keep your chin up!

二つ右隣の記事「水面から顔を出して」に関して、昨晩の我が家の夕食時の会話。

フ:Keep your chin up! 「元気を出して!」という文章をいれようかと思ったんだけど。

の:「 chin(あごの先)up ね。そういえば日本語では『あごが上がる』は、疲れて姿勢がくずれてきた時に言って、気持ちをしゃきっとさせたいときは、『あごをひく』というのよね〜」と、見本を見せる。

フ:えっ!あごをひいたら下を向くことになるから、気持ちが落ち込むのではないかい?
  Keep your chin up!  上をむいたら元気がでると思うけど。

の:(うえをむういて、あ〜るこおおう)の曲が頭に流れながら、首を上へ下へと動かしてみる。
  「角度の問題かなあ。あごをひいても下を向くわけではないから。まっすぐ前を見る感じ。」
  それに、元気を出すときはやっぱり腹に力をいれるしね。

フ:おっ出たな腹ワード!(とは言わなかったけど)

というような会話と、首の角度と気持ちの検証が続いたのでした。

ここまで書いていたらアレクサンダーテクニークを教えてらっしゃる友人から、メールが入りました。何てタイミング!

先日彼女にお会いした時にとても大切な気づきを頂いて、とても微妙に首と頭を意識してみただけで、姿勢はオードリー・ヘップバーンになったという体験があったのでした。その後2〜3日で戻ってしまいましたが。(泣)今また思い出して意識すると、オードリー復活!自分の中のSovereignty(主権)や尊厳が戻ったよう。書き始めていた文章の結びまでやってきました。

からだの外から見たら、あごを上げたりさげたりの運動にしか見えないけれど、意識的にからだの部位を動かしてみることで気分を変える。それは西洋も東洋も同じ。

Keep your chin(下あご) up! は、落ち込んで下をむいてる人に希望を持って上をむいて見て!という意味なのでしょうね。疲れて姿勢がくずれてきて無意識に『あごが上がる』のと、意識して元気になろうとして『あごを上げる』はちがいますし。

そしてあごをひくとからだに軸が通る感じがして、自分を取り戻せる感じがします。アラインメント(意識もからだも軸が通っている)が元気の秘訣かな。今、ビジョンに関する日本人のコーチングをされてる方の本を読んでるのですが、「自分軸」の大切さを述べられていました。「自分軸」いい言葉ですね。

軸が通ってコアが定まっていくと、アップアップって感じで水面に浮かんでなくても、無理なく笑顔で立ち泳ぎしている感じになるのでしょうね。白鳥が水の中で足を動かしながら、水面を優雅に泳いでる感じで。

Keep your chin up! _e0115301_1331557.jpg

by awakeningarts | 2010-05-29 13:24 | 法子ブログ | Trackback | Comments(0)
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